【サスティナブル×北欧インテリア】イベント報告① ボーベダージャパン編集長に聞く北欧のサスティナブルな暮らし

こんにちは、スタッフのヤマモトです。前回のブログでは、CONNECTのSDGsへの取り組みをご紹介しました。

CONNECT_SDGsへの取り組み!!はこちら

 

今回のブログでは、ボーベダージャパンの編集長エスベンさんとのトークイベントの内容、建築、食、教育の3つからみるデンマークのサスティナビリティについてをご紹介したいと思います。

世界一幸せな国として有名なデンマークには、どのようなもの選びがあるのかを一緒に見ていきましょう。

 

 

暮らしの土台、サスティナブルビルディング(持続可能な建築)って?

 

北欧デンマークには、サスティナブルビルディングという建築の考え方があります。建材に使う原材料は、なるべく自然なものが選ばれ、住む人にも作る人にも優しい建物です。断熱をしっかり施し、省エネルギーな建物であり、住環境や空間は後から作り変えることが可能です。いつでも建て替えや修理ができるように作られ、家の中の壁を動かして間取りを変えられるなど、家族が変わっても、子供が成長しても、家もまた同じように変化できるよう作られるものが、サスティナブルビルディングです。

また、建物に人が集まることでコミュニティーが形成されるので、デンマークでは長期的に人がつどえること、コミュニティーの結びつきを強くすることも建物の大きな役割だと考えられているそうです。

日本人も昔から自然素材を使った建築は得意! 歴史ある神社・仏閣から、私たちが暮らす住宅まで、かつては、ほとんどが木などの天然素材でできていました。何百年も耐えられるような立派な建築やそれを修復する技術は高く、世界からも一目置かれています。

そんな日本の文化を、かつて北欧デザインの巨匠たちも学び、日本からインスピレーションを受けていたそう。今でも北欧には日本で学びたい! と思ってくれている学生や建築家が、たくさんいるんだそうです。

 

フリッツ・ハンセン庵

フリッツ・ハンセン庵

© Nacása & Partners Inc. FUTA Moriishi

 

上の写真は、CONNECTがリノベーションを施し秋の瀬戸内芸術祭内でデンマークのブランド、フリッツ・ハンセンのインテリアでコーディネートした展示「フリッツ・ハンセン庵」 の様子。CONNECTは、空き家の新たな可能性を見つける取り組みも行っています。

 

 

デンマーク人の暮らしHYGGE(ヒュッゲ) と食

 

デンマーク人の暮らしぶりといえば、HYGGE(ヒュッゲ)が有名です。HYGGEとは、デンマーク語で「居心地が良い時間や空間」といった意味合いの言葉ですが、名詞・動詞・形容詞・あいさつとしても、日常的によく使われています。心地よくリラックスして過ごすためにインテリアを整えることも、親しい友人や家族とお茶や食事をゆっくりと楽しむこともヒュッゲ。穏やかに過ごす気持ちや状態をあらわすようです。

 

 ヒュッゲな時間に欠かせない食は、なるべくオーガニックなモノが選ばれます。オーガニックなモノというのはどの段階で食べても「おいしい」もの。自然の恵みを存分に味わうことも、心地よいヒュッゲ。化学肥料や農薬など人間の便利さや速さのために自然を壊すのは持続可能なサイクルから外れてしまいます。化学的なモノを使わないオーガニックは生産者の身体にとっても、消費者にとっても、地球環境全体にとっても、やさしいものであることを知っているからなんですね。

 

 

 

 

 

持続可能にするためには教育も大切

近年、日本でも注目されているデンマーク発祥の「森のようちえん」  1950年代半ばからはじまった歴史のある幼稚園の形態で、デンマークでは選択肢の一つとしてポピュラーな存在です。森のようちえんの特徴は、とにかく自然の中で過ごすこと。自然というなんでもありの空間で過ごすことで、雨や雪にも負けないたくましい心と体が育つといわれています。また、日や時間ごとに変化する天候も、草木や虫とのふれあいも実際の体験を通し五感が鍛えられ、クリエイティビティも高まるそうです。自然の中で過ごし、自然素材の素晴らしさや、大切さを感じる小さな頃からの教育が、次世代にもよい環境を持続させていくことにつながると教えてくれました。

 

 

 

もの選びの基準も、サスティナブル(持続可能) かどうか

デンマークの若い人たちは、初任給で椅子を買うなどと言われます。エスベンさんの自宅にも、135歳の椅子があり大切にされているそうです。それは、次の世代に継承していく文化が関係しています。デンマークの多くの人は、ライフスタイルがよりよくなるものにお金を使いたいと考えており、銀行に貯金をするよりも家具に投資をして、次の世代に良いものを残そうという考えが強いと教えてくれました。

北欧の中でもデンマークの家具は、上質でやはり値段も一番高価です。けれども良いものを次の世代に残すことが、資産としても価値があり、後々の環境にとっても、サスティナブルなものを選ぶという選択は、プラスになって帰ってくることを知っているのです。

 

 

 

 

ここまで見てきて、いかがでしょうか?私たちの暮らしにSDGsを取り入れるには、これから選ぶものの判断基準の一つとして持続可能かどうかというのも少し意識してみると選ぶものが変わってくるかもしれません。また、私たちの暮らしに馴染みのある言葉に、「もったいない」 や、「エコ」というのがあります。それもまたSDGsにかかわる言葉。

お買い物に行くときにはエコバッグを持っていくのも、休日に子供と自然体験に行くのも、ごみの分別も、不要なものを買わない、もらわないもSDGs。メンテナンスしながら長く使えるものを選ぶ、自然環境に配慮して作られたものを選ぶということを少し意識するだけで、シンプルで心地よい暮らしに少しずつ近づいていくのではないでしょうか?

 

キーワードは、「塵も積もれば山となる」

普段、私たちが当たり前にやっているごみの分別も、日本人は本当に細かく丁寧なんだそうです。SDGsって難しそうだと思っていたけれど、私たちが当たり前にやっていることもたくさんあると気付きました。みんなが、できることから少しずつ始めていけば、「塵も積もれば山となる」 んですね。

 

 

イベントに参加してくださった方の声

 

CONNECTの店舗に来たのは初めてとおっしゃられていた女性2人にお伺いしました。

お2人ともインテリア関係のお仕事をされており、普段、お客様に間取りのことや空間の使い方を提案することが多いそうです。

「家具の選び方一つでも心地よい空間を提案できることを初めて知りました。今まで家具の提案をすることはなかったけれど、年を重ねても長く使い続けられる家具は、それに合わせて間取りを作ることができる。今度お客様へ長く使える家具のお話もしてみたいと思いました。」 と、話してくれました。

 

たくさんの方にご参加いただきました。そして、うれしいお声もたくさんいただきました。本当にありがとうございました。

 

CONNECTは、トークイベントの他にも、実際に見たり触ったりできるSDGs体験型イベントも行いました。クヴァドラのテキスタイルを使ったワークショップ、カール・ハンセン&サンのCH24(Yチェア) ペーパーコード張替え実演の様子も順次ブログにて報告予定です。お楽しみに!!

 


この記事を書いた人

ヤマモト

整理収納アドバイザー・かたづけ遊び指導士認定講師。 子どものお片付けとシンプルなインテリア作りが得意な3児の母。 最近、運動不足なので体を動かせる趣味を探し中です。

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