国内限定500脚の貴重なYチェアが入荷しました

2018年3月23日（2018年7月28日更新）

限定　Yチェア　エインシエント・オーク

4月2日は、CH24　Yチェアをデザインしたハンス・Ｊ・ウェグナーの誕生日。
誕生を記念して特別バージョンのYチェア「Ancient Oak (エインシエント・オーク）」が発売されることになりました。

日本で500脚限定の貴重なYチェア。CONNECTにも商品が入荷しました。今回は、特別バージョンのYチェア「エインシエントオーク」の魅了についてご紹介します。

特別なYチェア「Ancient Oak (エインシエント・オーク）」

Yチェア　限定　アンシエントオーク

神代木（じんだいぼく）とも称されるエインシエントオーク。神代木（じんだいぼく）とは、埋うもれ木（うもれぎ）とも言い、泥炭沼地で千年以上、腐ることなく土に埋もれていた木のことです。

本来は、数千年の年月をかけて、木に含まれる天然のタンニンが泥炭内の鉄塩に反応し、独特の色合いに変化し、生まれる色合いです。
特別バージョンのYチェアは、高い技術で、神代木（じんだいぼく）の色合いを再現しました。

「エインシエントオーク」5つの魅力

エインシエントオークの魅力は、
・独特の色
・風合いが変わらない
・キズがついても目立たない
・空間に合わせやすい
・空間が引き締まる
ことだと思います。次に、それぞれの魅力についてご紹介します。

・エインシエントオーク　独特の色

Yチェア　限定　アンシエントオーク

数千年かけて変化した神代木（じんだいぼく）の色、「エインシエントオーク」の色や風合いを引き出すために、今回つくられたYチェアは、高い技術で作られています。
木材に高い大気圧をかけ、ミネラルなど反応に必要な成分を用いて、エインシエントオークの風合いが短時間で生成される環境を人工的に作り出し、生まれた色です。
極端な圧力をかけることで、天然のオーク材が含有しているタンニンが反応して、非常に濃い褐色に変色しています。

Yチェア　限定　アンシエントオーク

オーク材（ナラ材）は高級家具にも使われる木材で、虎班（とらふ）と呼ばれるはっきりした独特の木目が特徴です。高度な技術により、オーク材の成分が反応して変色したエインシエントオークは、塗装ではありません。
そのため、木目を消してしまうことなく、オークの良さでもある虎班（とらふ）や美しい木目をお楽しみいただくことができます。

この加工技術は、ヨーロッパで1社のみが持っている非常に特殊な方法で、この加工を用いて家具を製作するのは、カール・ハンセン＆サン社のYチェアが初めてです。

・風合いが変わらない

神代木（じんだいぼく）は、数千年かけて変化してつくられた色合いなので、一般的に経年変化しにくいと言われています。
神代木を再現したエインシエントオークも同様に、他の木材に比べて色味が変化しにくく、美しい色合いをお楽しみいただくことができます。

・キズがついても目立たない

神代木（じんだいぼく）の風合いが、短時間で生成される環境を人工的に作り出して作られているため、神代木同様、木の内部まで変色しており、内部も同じ色になっています。
そのため、キズがついても目立ちにくく、サンドペーパー（紙やすり）をかけても通常のオーク材のような白木の色が出てくることはありません。

・空間に合わせやすい

Yチェア　限定　アンシエントオーク

CONNECTでは、オーク材やビーチ材のようなニュートラルな色味の木材を使った家具が多くあります。そういった空間に合わせても、エインシエントオークのYチェアは自然となじみます。

椅子を選ぶときは、床材やダイニングテーブル、持っている家具とのバランスを考えて選ばなくてはなりません。濃い色の椅子は、薄い色の床材や家具とは、色の濃淡が出ると、きつい印象になりがちなので、バランスがむずかしいものです。
しかし、エインシエントオークのYチェアには、座面にナチュラルペーパーコードという薄い色のペーパーコードが使われています。
椅子自体に、濃淡がありますが、自然の土の色に似たエインシエントオークの色は、濃淡がでてもきつい印象はなく、やわらかな印象です。

薄い色や濃い色、床材や持っている家具の色合いを気にすることなく、どんな雰囲気のお部屋にもなじみます。

和の空間や、リビングダイニングと和室がつながったがつながったお部屋にもよく合います。